6月 5, 2024 ダラー・ストア.チェーン 流通業 0

つい先日、倒産した99センツ・オンリー・ストアの跡地170ヵ所を買収すると発表したダラー・ツリーは、昨日の業績発表時に、傘下のファミリー・ダラー・チェーンの戦略的代替え案を模索すると発表、売却か独立した会社として分離の可能性を示唆した。5月4日で終わった2024年度第1四半期の業績は次の通り:

ダラー・ツリー 2024年度第1四半期前年比増減
総売上$7,626.4+4.2%
総収入$7,632.8+4.2%
営業利益$420.6+0.21%
純利益$300.1+0.37%
1株あたり利益$1.38+2.2%
単位:100万ドル(1株あたり除く)
店舗バナー事業部門売上粗利率営業利益
ダラー・ツリー$4,165.635.4%$522.3
ファミリー・ダラー$3,460.825.2%$36.9
事業部門別

既存店売上は、ダラー・ツリーで1.7%増加(客数は2.8%増加、客単価は1.1%減少)、ファミリー・ダラーでは0.1%増加(客数は0.9%増加、客単価は0.8%減少)、全体では1.0%の増加(客数は2.1%増加、客単価は1.1%減少)だった。

同期に116ヵ所のダラー・ツリーと41ヵ所のファミリー・ダラーを新開店、926ヵ所のダラー・ツリーを複数の売価フォーマットに変換した。

2024年度全体では、売上で310億ドルから320億ドル、調整後1株あたりの利益で$6.50kから$7.00を予測している。

別のプレス・リリースで、傘下のファミリー・ダラー・チェーンの戦略的代替え案を検討すると発表しており、売却または、スピンオフ(独立運営)が模索される。昨年、970ヵ所のファミリー・ダラー不採算店の閉鎖、残りの店舗への投資などが発表され、既に効果を表しているが、最近の99センツ・オンリー・ストアの跡地の買収などを含め、ファミリー・ダラーの将来性と価値を最大限にするための最適な戦略を再考すると述べている。

消費の成長鈍化が続く現況では、最も効果的な小売フォーマットにファーカスした方が生産性が高いという事だろう。ディスカウント・ストア及びダラー・チェーン間の競争は、今後ますます激しくなる様である。