6月 7, 2024 ディスカウント・ストア リミテッド・アソートメント・ストア 流通業 経済 0

最近電子棚札を導入する大手小売業が増えているが、ウォルマートも2026年までに、全米の2,300ヵ所の店舗に導入すると発表した。既にテキサス州のストア266でテスト導入されており、速やかな売価変更で顧客経験を高めている。導入が進むと、店舗社員にとっても売価変更、在庫管理、オンライン注文のフルフィルメントなどが容易になり、来店顧客には売価や商品情報が明確になる。ウォルマートの店舗には、12万アイテム以上の商品が棚に在庫されており、それぞれに棚札が付けられている。これらは、毎週ロールバックやマークダウンの変更などが行われおり、相当な作業となっている。

電子棚札は、ビュージョン・グループが開発しており、売価変更はモバイルのアプリで可能となり、手作業の必要がなくなりその時間を顧客サービスにあてる事ができる様になる。店舗運営の生産性を上げると共に、紙などの棚札の処分もなくなるため、環境保護にも貢献する。

*写真は、上がウォルマート、下がアルディの電子棚札

最近使われている電子棚札は、見やすくなっており背景の色の変更なども出来る。20021年から電子棚札の導入を始めているアルディでは、特販や値引きを明確にしており、価格訴求の顧客に対してもアピールしている。

労働省労働統計局は、5月の就労者数が27.2万人増え(4月は+16.5万人)、失業率は4月の3.9%から4.0%に微増したと発表した。就労者数が増えたのは、ヘルスケア、政府、レジャーとホスピタリティ、専門職だった。失業者総数は15.7万人増えて664.9万人となった。失業率は、1年前からそれほど変わっていない。労働参加率は62.5%,人口比では60.1%で、これもぼ変わっていない。

就労希望を持っているが働いていない人達の数は570万人で多少増えている。うち潜在失業者数は微減して150万人だった。彼らは労働市場から離れており、過去1年間に仕事を探した事があるが、至近の4週間に求職していない為、失業者として数えられていない。うち、自分たちに合う仕事がなく、就職を諦めている失業者数は、4月から10万人増えて46.2万人だった。(世帯調査)

主な雇用数の前月からの増減は、建設が+21、製造業が+8(内自動車業界は+3.1)、卸し業が+3.1、小売業が+12.6、運輸倉庫が+10.6、公益事事業が+1.3、情報産業が±0、金融+10、専門職/ビジネス・サービスが+33、民間の教育保健業界が+86、レジャー産業が+42、その他サービスが+6、政府が43だった。(単位は千人) 

農業以外の民間の平均時給は14セント(0.4%)上昇し$34.91となり、前年比では4.1%上昇している。管理職以外の社員の平均時給は14セント(0.5%)上昇し$29.99となり、前年比では4.2%上昇している。(事業所調査)

就労状況は相変わらず活発である。カナダやヨーロッパで金利が引き下げられる模様だが、連邦準備制度委員会による6月の誘導金利の引き下げは無さそうである。