6月 9, 2024 ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは、店長の昇給や自社株分配などで話題を撒いたが、今度はアソシエートと呼ばれる一般社員にもボーナスを支給すると発表した。既に過去5年で、彼らの時給を30%引き上げ、国内の平均時給は$18となり、福利厚生も厚くし、年金プランである401Kも提供している。

今回、時給社員に対するボーナスの支給を加え、勤務態度、顧客サービス、長期就労などで貢献のあった社員に対して、年間最大$1,000を支給する。他にも、不足しているメインテナンスの技術者などを養成するためのプログラムを始める。これらの職種には時給$19から$45が支払われる。教育プログラムのウォルマート・アカデミーに加える。また、リブ・ベター・Uの職業訓練プログラムのコースを拡大し、新しく50以上のスキル認証を加える。これらによって、社員の昇進と昇給の機会を増やす。

同社は、Me@Walmartと名付けられた社員用のアプリを活用しており、社員は給与やベネフィットを確認、社員割引、社内での昇進機会などを簡単に確認できるように計らっている。これら社員に対する投資によって、社員の個人的そして職業的な成功を援助するのが目標である。創業者のサム・ウォルトンは、「通常の人達は、機会と秀でるための奨励さえ与えれば、限度無にし成し得ることが出来る。」と説いている。

少し前、と言っても2000年の初めだが、当時出店数が多かったウォルマートが、地域に出店すると労働者の平均所得が下がり、地方自治体の生活保護経費が増えると非難されていた事もあった。20年以上の間に、随分改善された雇用主となっている、130万人以上を雇用し国内最大の雇用主となったウォルマートの成功は、社員に負うところが少なくないのだろう。