6月 23, 2024 スーパーマーケット ディスカウント・ストア リミテッド・アソートメント・ストア 流通業 0

来店客動向などを調査しているプレイサーAiのブログによると、ディスカウント・グローサーであるアルディ、グローサリー・アウトレットなどの来店客数が急増している。5月の前年比来店客数では、アルディが26.3%、グローサリー・アウトレットが14.3%、それぞれ増加している。一方、通常のグローサリー・チェンは同期に7.9%増加となっている。1店舗あたりの来店客数でも、今年の1月から5月まで毎月、アルディ及びグローサリー・アウトレットの前年比来店客数の増加率が、通常のグローサーのそれを遥かに上回っている。来店客の店舗に対するロイヤルティ(月に4回以上来店している来店客数/来店客総数)もそれぞれ向上している。

最近アルディへ行くと、ほぼ毎回新しい商品を見つける。試しに買ってみると、ほとんど味も悪くなく、次の来店でも購入する事が多い。グローサリー・アウトレットも、以前は特別仕入れの安いだけの商品が多かったが、最近では生鮮も含め品揃えを広げているのが、人気の理由だと思われる。小売業にとって安さは大きな武器となるが、品質が伴わないと長続きしない。先日、オンラインのニュース・ギャザリング・サイトの一つであるデイリー・ドットが報じたところによると、アルディでターゲットのPB「グッド&ギャザー」の商品を割引して売っていたそうである。アルディが、他社のPBを販売するとは思えないが、たまたま同じサプライヤーから仕入れており、配送を間違えたのだと想像できる。両社の値入率が違うためだろうが、この例で言えるのはターゲットの食品PBが品質を改善している事、そして同じ商品を低い値入れで販売できるアルディの生産性の高さである。日本でも昔からよく言われている、小売業の成功の秘訣である「良いものを安く!」は変わっていないのである。