6月 27, 2024 ドラッグ・ストア 流通業 0

ウォルグリーンズは5月31日で終わった2024年度第3四半期の業績を発表した。

ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス2024年度第3四半期前年比増減
総売上$36,351+2.6%
営業利益$111前年は赤字
純利益$344+191.5%
1株あたり損失$0.40+185.7%
単位:100万ドル(1株あたり除く)
事業部門US小売国際ヘルスケア
売上$28,503$5,727$2,125
営業損益$237$143-$220
*調整後  $501$175-$22
*ヘルスケア事業で評価損を計上

US小売薬局の既存店売上は、前年比2.3%増加、調剤は5.7%増加した。30日換算の処方箋数では1.6%増加している。接種を除くと1.6%の増加となる。調剤以外の小売は4.0%減少した。

現在8,700ヵ所以上の店舗を展開する同社は、今後数年でさらに1/4ほどの店舗を閉鎖する計画で、中間管理職などの解雇を含め、年間10億ドルの経費節減を行うと再建案を述べている。2024年度全体では、調整後1株あたりの利益で$2.80から$2.95の予測に下方修正している。ロイター

この発表後、同社の株価は26%ほど下がっている。また同業他社のCVSヘルスも5%ほど下がっている。ヘルスケアを拡大したドラッグ・ストア業界には難しい経済環境になっている様である。一方、経営産業省が発表した日本の5月の小売売上高では、医薬品・化粧品小売業は、前年比5.1%増加しており無店舗小売業の5.3%増加とともに、明るい業界となっている。日本のドラッグ・ストア業界は、規制などの障壁で、ヘルスケア進出はあまり進んでいないが、結果的には妥当な経営判断になるのかも知れない。アメリカでも健康美容商品の方はまだ成長カテゴリーである。