5月 4, 2021 ドラッグ・ストア 流通業 0

ドラッグ・ストア及び健康保険など総合ヘルス・サービスを提供するCVSヘルスは、3月31日で終わった2021年度第1四半期の業績を発表した。総収入は前年度比3.5%増加して691億ドル、営業利益は3.4%増加して36億ドル、純利益は10.5%増加して22億ドル、1株あたりの利益は9.8%増加して$1.68だった。

部門別では、ヘルスケア・ベネフィット(健康保険)部門の収入が6.7%増加して205億ドル、調整後の営業利益が19.5%増加して18億ドル,ファーマシー・サービシスの収入が3,8%増加して363億ドル、調整後営業利益は27.6%増加して15.1億ドル、小売薬局部門の収入が2.3%増加して233億ドル、調整後営業利益が26.7%%減少して14億ドルだった。薬局の収入は、COVD-19の検査及びワクチン接種、ブランド薬の価格上昇によって伸びたが、パンデミックによる需要急増があった前年度との比較でフロント・ストアの売上は減少した。既存店売上は0.4%増加、うちフロント・ストアは11.4%減少した。今年の4月までで、CVSは2300万人のテスト、1700万人にワクチン接種を行なっている。

この結果を踏まえ、2021年度全体予測は1株あたりの利益で$6.24から$6.36、調整後では$7.56から$7.68に上方修正している。発表後、同社の株価は5%弱上昇している。

CVSを含みドラッグ・ストア・チェーンは、パンデミック下で、信頼のおけるヘルス・サービスとして顧客のロイヤルティが高まってきている。CVSは先月末に1億ドルのベンチャー・ファンドを立ち上げ、ヘルス・ケアをより簡単、求めやすく、得やすくする、将来性のある革新的なビジネスに投資すると発表している。テクノロジーなどで、Amazonに対抗するためのコミットメントだと見られる。