6月 5, 2021 会員制倉庫型店 流通業 経済 0

労働統計局は、2021年5月の失業率が、4月の6.1%から改善して5.8%、農業従事者以外の就労者数は55.9万人増加したと発表した。失業者総数は4月より49.6万人減少し930万人だった。この数は昨年4月のピークよりは著しく改善しているが、パンデミック前の2020年2月に比べると失業率では2.3%高く、失業者総数は360万人増えている。一時解雇されている失業者数は、5月は29.1万人減少し180万人だった。労働参加率は61.6%でほぼ変わらず、人口比でも58.0%とほぼ変わらなかった。就労希望を持っているが働いていない人達の数は変わらず660万人で、昨年2月からは160万人増えている。潜在失業者もほぼ変わらず200万人で、昨年2月と比較すると51.8万人増えている。彼らは労働市場から離れており、過去1年間に仕事を探した事があるが、至近の4週間に求職していない為、失業者として数えられていない。

4月には、就労者の16.6%がテレワークしており、4月の18.3%より減少した。790万人はパンデミックにより雇用主が閉鎖または就労時間が減っている。これは4月の940万人より改善しており、彼らの9.3%は雇用主から何らかの不労所得を得ている。

主な雇用数の前月からの増減は、建設が-20、製造業が+23、卸し業が+19.9,小売業が-5.8、運輸倉庫が+22.9, 公益事事業が-0.2、情報産業が+29、金融が-1,専門職が+35、教育保健業界が+87、レジャー産業が+292、その他サービスが+10、公務員数が+67となった。(単位は千人)

一方、ザ・コンフェレンス・ボードによると、消費者自信度は4月の117.5からやや改善し117.2(1985=100)となったと発表されている。ただ、短期の予測は99.1と4月の107.9よりやや下がっている。会員制倉庫型チェーン最大手のコスコは、5月30日で終わった4週間となる5月の総売上が、前年度比から24.2%増加して155.9億ドル、既存店売上は国内で21.9%、カナダで28.8%、他国際で21.5%、全体では22.8%、eコマースは12.1%、それぞれ増加したと発表した。ガソリン売価と為替の影響を除くと、国内で16.7%、カナダで8.9%、他国際で9.6%、全体では14.7%、eコマースは8.7%、それぞれ増加となる。今期は、メモリアル・デーによって昨年より1日営業日が多くなっており、その影響で2%から2.5%売上に影響している。

景気回復のスピードは、多少緩やかになったが続いている様である。