6月 28, 2021 オンライン・リーテイラー グローサリー配達 フードサービス 流通業 0

レストランの配達サービスとして、カリフフォルニア州パロアルトで2013年に起業され、2000年末には株式上場を果たした「ドアダッシュ」は、植物由来の人工肉メーカー大手の「ビヨンドミート」とコラボし、夏のバーベキュー・シーズンに備え「サマー・グリリング・キッツ」を限定販売すると発表した。毎年、独立記念日の7 月4日には、家の庭などでバーベキューを楽しむ世帯が多い。最近増えている健康志向な消費者で、動物性タンパクを避ける人達は少なくなく、彼らにもアピールする販促となる。1000人の消費者対象に行われた最近の調査では、78%の回答者がバーベキューで植物由来の人工肉を望んでおり、65%の回答者は(特にミレニアル世代)は、人工肉が健康的だと考えている。また、60%の回答者はバーベキューの材料をギリギリに購入していると答えている。この一個$14.99の専売商品は、14都市で7月1 日からで在庫がある限り限定販売される。購入はドアダッシュのアプリに含まれる、コンビニエンス販売サイトであるダッシュマートを訪れ注文すると、1時間以内に届けられる。販売される都市は次の通り:

  • Baltimore, MD
  • Chicago, IL
  • Cincinnati, OH
  • Columbus, OH
  • Dallas, TX
  • Denver, CO
  • Detroit, MI
  • Houston, TX
  • Indianapolis, IN
  • Las Vegas, NV
  • Los Gatos, CA
  • Minneapolis, MN
  • San Diego, CA
  • Tampa, FL

ドアダッシュは、株式上場後積極的に拡大しており、最近ではスーパーマーケット・チェーン大手のアルバートソンズとのパートナーシップも発表している。昨年8月に始められたダッシュマートは、7イレブン、ウォルグリーンズ、CVS, ワワなどと提携し、コンビニエンス商品を1100以上の都市での配達している。今回の販促もその一環となるが、将来的には、メーカーとの直取引が増える可能性を秘めている。インスタカートのフルフィルメント・サービスも同傾向だが、小売パートナーから反発を受けあまり進んでいない。配達会社としては、将来性を考えると所有顧客情報を生かして利益性を上げるには、下請けに徹するよりも、独立した流通チャネルとして幅広い販売能力を持つ方が有利なのは明らかである。この業界は今後大きな変動があると思われる。