7月 13, 2021 会員制倉庫型店 流通業 0

会員制倉庫型チェーンのサムズ・クラブは、これまで顧客にアプリでセルフ・チェックアウトができる「スキャン&ゴー」を提供してきたが、このアプリに新しい機能である「スキャン&シップ」を加えるテストを始めたと発表した。同社のアプリは、AppTopianによると昨年960万ダウンロードされたそうで、競合他社の倍近かったそうである。2020年にはサムズ・クラブのガソリン・スタンドにも導入された結果、第1四半期には利用度が前年度比43.5%増加した。サムズ・クラブには、大型テレビ、BBQグリル、家具など大型商品も多く、持ち帰るのが大変な場合、このアプリ機能を利用することで、オンライン注文し3日から5日以内に配達してもらう事ができる。テストは、ダラス地区にあるサムズ・クラブ・ナオ、マッキニー店など3店舗で行われており、顧客の反応をみて他の店舗に拡大するかどうか判断する。また、同社のアプリをより多く利用してもらうため、ダウンロードせずに試せるアプリのソフトウェアを開発、会員に試してもらう。スキャン&ゴーを使った顧客の90%は、その後継続して利用する可能性が高く、お試し提供で広く普及させる。

MCKINNEY, TEXAS – JUNE 25: Photography of new Scan & Ship at Sam’s Club in McKinney Texas on June 25, 2021

これまでも大型商品の場合、配達を利用する顧客は多いと思われる。現在でもアプリでオンライン注文し配達を選択すればできるが、バーコードのスキャンだけで簡単に出来るのはプラスだと思われる。注文時点で、在庫及び配達状況も表示されれば、さらに効果的だろう。コスコも大型商品は配達利用が多く、スキャン&ゴーは導入していないが、商品情報や在庫状況を確認できるバーコード・スキャン機能だけでも導入すべきだと思う。