7月 26, 2021 オンライン・リーテイラー 流通業 0

Amazonは、パンデミックの始まった2020年と回復傾向にある2021年のショッピング・トレンドを発表した。最近のヒット商品として、パーティー用のドレスやタキシードは昨年の3倍、旅行用のスーツケースは460%増加、歯のホワイトニングも増えておりで、夏にかけて人との社交が増えている事を示唆している。

2020年は安全な巣ごもりがトレンドで、料理関連の商品売上が前年度比で倍増した。ガーデンニングは50%、アウトドアのプール、バウンス・ハウスなども倍以上の売上となった。また、リモート・ワーク/リモート学習の影響で、アート&クラフト商品の売上は75%、組み立てブロックは70%、それぞれ前年度比で増加、ラップトップは倍増、ヘッドフォンは55%、インクは90%、ゲーム機用ヘッドセットは134%、椅子は135%、それぞれ前年度比で売上が増えた。

一方、2021年はエンターテイニング(接待)が返り咲いており、ウェディング・レジストリー数(結婚祝い商品の登録/購入プログラム)が倍以上となり、イベントやパーティー用品の売上も倍以上となった。アウトドアの家具は倍近く、グリル商品は70%ほど売上が増加した。出かける機会が増えた消費者によって、昨年よりフォーマルなスカート、ドレス、ドレス・シャツ、スーツ、タキシードなどの売上が3倍以上となり、歯のホワイトニング、マウスウォッシュは66%、カーリング・アイロンは30%、それぞれ増加した。それでも、オンラインのズーム会議は続いており、上はビジネス・ウェア、下はスウェット・パンツ(+60%)が良く売れている。(会議中は机に座っており、上半身しか映らないため)(上半身に付ける)宝飾は3倍近くの売上となった。2021年3月と4月のアスレジャー・カテゴリーは前年度比50%以上増え、商品ではアスレティック・ボトムが40%、アスレティック・トップスが45%、レギンズが90%、それぞれ増加した。アパレルのカジュアル化傾向は変わっていない。

日本の大手小売業の企画担当の方から、ワクチン接種拡大によるビジネス再開下でのヒット商品についての質問を頂いています。上記はAmazonの傾向ですが、商品カテゴリーに関しては、ウォルマートなどディスカウント・ストアでもそれほど変わりません。バック・ツー・スクール商品では、サプライ・チェーン遅延による、文具などの在庫不足が言われ初めており、国の給付金や子供の税金還付などで、学校再開に向けて購入を増やしている世帯が多い事を示しています。中流以下の世帯では、パンデミックに加えて、失業などで抑制されていた消費も加速していると見られます。