7月 28, 2021 ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは、社内で開発されたオンライン・グローサリー販売のテクノロジーを、他のビジネスにも提供すると発表した。アドビ・コマースと提携して提供され、マーケットプレイス、オンライン、インストア・フルフィルメントそしてピックアップなど、クラウド・ベースのテクノロジーが定期契約で提供される。また、マーケットプレイスのオンライン販売は、ウォルマートのフルフィルメントによって2日間以内の配達が行われる。

ライセンシーとなる、中小の小売業は多大な投資をせずに、既に開発されたテクノロジーを利用することで、生産性の高いオンライン販売、ピックアップ/配達サービス、そして顧客とのデジタル・インターフェースが可能となる。多くの小売業は既にインスタカートを使っており、顧客情報の拡散による顧客ロイヤルティの低下を招いている。

ウォルマートは近年のテクノロジー投資によって、オンライン・グローサリーでは、パンデミック前には40%ほどの市場シェアでトップだったが、今年の2月には31%まで下がり、30%のインスタカートが迫ってきているとモトリーフールは報じている。もし、インスタカート利用の多い中小の小売業に対して、ウォルマートのテクノロジー導入が進めば、インスタカートに対する牽制となり、長期的にはAmazonに対する競争力ともなるのである。