9月 10, 2021 スーパーマーケット 流通業 0

スーパーマーケット・チェーン大手のクローガーは、8月14日で終わった2021年度第2四半期の売上が、前年度比3.9%増加して316.8億ドル、営業利益は2.3%増加して8.4億ドル、純利益は43.0%減少して4.7億ドル、1株あたりの利益は40.8%減少して$0.61だったと発表した。既存店売上はガソリン販売を除いて0.6%減少、2019年比では14.6%増加、デジタル販売は2019年度比で114%増加した。この結果を踏まえ、2021年度全体では既存店売上で1.5%から1.0%減少(2年間ベースでは12.6%から13.1%増加)、1株あたりの利益で$3.25から$3.35の予測に上方修正している。同期のハイライトの一部として142の新PBを発売、フロリダ州で年間$79で無制限配達を提供する「クローガー・デリバリー・セービングス・パス」を導入、グローサリー・ピックアップは2239店舗、配達は2546店舗に拡大し、クローガー世帯の98%を網羅している。また、同社のフレッシュ・フードに対する企業のコミットメントを表す新しいロゴも紹介している。

業績発表時に、同社CEOのロドニー・マクマランは、青果、生花、デリ、ベーカリー部門の成長、サプライ・チェーンのコスト上昇、食品のインフレなどによる利益率に対する影響などを述べている。しかし、既に発表されているウォルマートコスコは前年度比の既存店売上で成長を発表しており、グローサリーの買い溜めを増やしている消費者は、バリューを追求していると見られる。食品インフレなどによって売価投資が難しくなっており、クローガーのリワーズやPBによる常連客囲い込みが、以前ほど効果を表さなくなっているのかも知れない。