5月 5, 2012 ドラッグ・ストア 流通業 0

ドラッグ・ストア・チェーンとPBM(調剤サービス)のCVS・ケアマークは、3月31日で終わった第1四半期の業績を発表した。売上は19.9%増加して308億ドル、うち調剤サービスの売上は32.3%の増加、小売薬局部門は9.9%の増加、小売薬局の既存店売上は8.4%の増加となった。営業利益は10.4%増加して14.04億ドル、純利益は9.4%増加して7億7,700万ドル(1株当たりは13.5%増加の59セント)となった。小売りの既存店売上では、調剤が9.8%増加しており、エクスプレス・スクリプツのウォルグリーンズとの契約不更新による、ビジネスの増加の影響(推定+3.5%から4)が大きかった。インフルエンザの接種は昨年より少なかった。ジェネリック(後発剤)の利用は、PBM2.7%増加し76.5%、薬局部門では2.9%増加して78.1%となっている。簡易クリニックであるミニッツクリニックの売上は22%増加し、86%は健康保険利用の患者だった。9カ所のクリニックを開設し全体で570カ所となっている。同社CEOのラリー・メルロ氏は、「全体で素晴らしい業績の第1四半期だった。薬局部門もPBM部門も業績予測の上限となり、1株当たりの利益は予測を上回った。今期24億ドルのキャッシュフローを生み出し、今年度の目標通りで推移している」と述べている。今期32カ所の新開店、7カ所の店舗閉店と1カ所のオンサイト店を閉店、40カ所の移転を行なった。現在同社、7,352カ所のドラッグ・ストア、29カ所のオンサイト薬局、31カ所のスペシャルティ薬局、12カ所のスペシャルティ薬局郵送センター、4カ所の調剤郵送センター、合計7,428カ所の事業所を展開している。

ウォルグリーンズが調剤の売上を落としている分、CVSや他のチェーンの売上が伸びている。一時的なものになるかどうかはまだ分からないが、CVSの場合PBMの成長は利益を犠牲にしたもので、実際PBMの営業利益は10.8%減少している。しかし小売り薬局の営業利益は18.3%も増加しており、全体としては増益である。来年度のPBM契約では、既に126億ドル分の新規ビジネスを獲得しており、好調である。今年度全体の予測でも、売上で13.5%から15%の増加、1株当たりの利益で15.5%から19%の増加と強気である。